鼻毛の自己処理は慎重に!

鼻毛の役割が意外と重要だ ということは、別ページで述べた通りなんですが、それにしても いくら鼻毛がムダ毛ではなく、なくてはならない “毛” だとしても、その守備範囲を超えて鼻から飛び出すほど伸びた毛を放っておく という事は出来ません。

なんらかの処理をしないといけない訳です。
その処理の仕方で一番マズイ・・ できるだけ しない方がいい方法が
「抜く」事。

鼻毛を抜くのは危険行為!?

出先などで鼻からのハミ毛を発見した時、どうしてもすぐに処理をしておかなければなりませんよね?そんな時 人が最も選択する方法は この「抜く」。

 ですがこの場合、早急に抜かなければならない毛は 1本ないし2本。
その程度の本数でしたら特に問題ない量だと思いますが・・  
そこが自宅で、くつろいでいる最中に、手持ち無沙汰でついつい・・  プチプチと・・・ ってな具合に、大量の鼻毛をムシってしまうと、、 ヘタをするととんでもない自体になる事があります。

そもそも 「毛を抜く」という行為自体が、あまりヨロシクない行為であるが上に、”鼻” という 超ド級 にデリケートで、「脳」とも密接に関わりのある場所。そんな部分の毛を不用意に抜くのは 「百害あって一利なし」 と言っても過言ではないくらいに危険だと言う事を知っておきましょう。

では どのように危険なのか?

鼻の粘膜部分がとっても繊細で傷ついやすい というのは別ページでも述べましたが、それ以外にも 粘膜部分は様々な雑菌の巣窟でもあります。毛を抜くことで 抜いた後の毛根内部に菌が侵入して炎症を起こし、化膿することがあります。

 鼻腔内には脳へと続く毛細血管が密集している場所があり(キーゼルバッハ部位)、特に傷つきやすく、傷つくとすぐに出血してしまいます。
この部分が 傷つき、菌によって化膿した嚢胞(おでき・せつ・よう 等と呼ばれ、特に鼻周辺にできるものを “メンチョウ” と呼ぶ)これらが悪化すると 鼻腔内にとどまらず、時に脳を犯し「脳炎」「髄膜炎」を発症して 最悪 “死” に至ることもある 恐ろしい感染症へと発展してしまいます。 (抗生物質の普及した今日の医療では “メンチョウ” で死に至る事は無くなったようです)

そして また、鼻の入り口を素通りした細菌やウィルスによって「副鼻腔炎」が引き起こされる可能性があります。
“副鼻腔炎” とは、いわゆる『蓄膿症』の事。
黄色い膿が混じった鼻水が止まらない。頭痛や頬の痛み。止まらない咳。
などの症状があり、慢性化すると鼻茸(ハナタケ)と呼ばれるポリープが副鼻腔内にいくつもでき、鼻や顔面の形が変わってしまうこともあります。

 このように、鼻毛を抜くという行為は「慣れてしまうと病みつきになる」という魔力を持っていますが・・ もし癖になっている人は、上記のようなリスクと常に背中合わせだと言うことをお忘れなく・・・